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物がゆがんで見えるといった症状が出たことはありませんか?もしかしたらそれは中心性しょう液性脈絡網膜症という目の病気かもしれません。


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中心性しょう液性脈絡網膜症とは?

これは網膜の黄斑部の下にある感覚網膜と網膜色素上皮の間に、まるい小さな水溜まりのようなものができて、そこが盛り上がって軽い網膜剥離を起こしてしまう病気です。
この溜まっている水は「しょう液」といって、黄斑部に酸素や栄養を送る脈絡膜の血管を流れる血液の水分になります。

症状は?

中心性しょう液性脈絡網膜症になると物がゆがんで見える「変視症」や、実際よりも物が小さく見える「小視症」、軽度の視力低下などの症状がみられます。また、白い壁などを見たときに、薄い黄色や灰色の円形が見えるといった症状が出てくることもあります。
この他にも、もともと近視の人は近視の度数が弱くなったり、遠視の人は度が強くなるといったことが起こります。そのため、眼鏡やコンタクトレンズが合わなくなってしまいますので再度作り直す必要があります。


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原因は?

この疾患が起こる原因はよくわかっていないのですが、脈絡膜に接している網膜の最下層である網膜色素上皮の一部に脆い部分ができ、そこからしょう液が入り込んで感覚網膜と網膜色素上皮の間に溜まってしまうことで発症します。なぜか片目だけに発症するケースが多いです。

なりやすい人の特徴は?

中心性しょう液性脈絡網膜症は20~50代の男性に多く発症する病気です。特に疲れやストレスが溜まったときや睡眠不足のときになりやすいといわれています。また、よくいわれるのはいわゆるA型性格の神経質・完璧主義者の人がなりやすいといわれています。この性格の人はストレスを溜めやすい傾向にあるため、この病気になりやすいのではないかとされています。

治療方法は?

中心性しょう液性脈絡網膜症は網膜剥離が起こるということで心配になってしまうかと思いますが、ほとんどの場合は3~6か月で網膜剥離が自然になくなって症状が改善されていきます。そのため、発症初期は血液の循環を良くする薬を服用しながら経過観察していくことになります。

水が漏れている場所が黄斑部から少し離れたところで、尚且つ早く治したい人はレーザー光線でその部分を焼き、水が漏れ出ないようにする「レーザー光凝固」という治療を行うこともあります。この治療を行うのは3~6か月が経過しても症状の改善がみられない場合に行われるケースが多いです。


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