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目のトラブルには様々なものがありますが、「近くが見えない」という症状はいったい何に該当するのでしょうか。
近視、遠視、それとも老眼?

今回はこれらについて解説していきます。


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老眼の可能性

dokusyo_roujin
近くが見えないという症状で真っ先に思い当たるのが老眼です。
よくご年配の方が新聞などを読むときに老眼鏡をかけていますよね。
老眼になると近くのものが見えないのです。

老眼になる原因としては、目の水晶体の周りにある毛様体筋の老化によってピント調節機能が低下すること。
これは加齢によって衰えていくのである程度は仕方のないことではありますが、その他にも様々な要因によって老眼になりやすくなります。

まず、紫外線が当たると活性酸素の影響で老眼を早めます。
あとは目を酷使することもよくありません。
スマホやパソコンの画面など近距離のものを長時間見ていると、毛様体筋が緊張した状態が続き老化を促進してしまいます。

遠視の可能性

近くが見えないのは遠視の可能性もあります。
遠視というと遠くがよく見えて、近くが見えずらいものだと思っている人が多いようなのですが、実は遠視は遠くも近くもピントが合いずらい症状なのです。

遠視になってしまう原因は年齢とともに目の水晶体の機能が弱くなることも一つありますが、実は小さい子供に多く見られるものなんです。
赤ちゃんは眼球が小さいためほとんどの子が遠視です。

通常だと体の成長とともに眼球も大きくなっていき、次第に遠視は解消されていくのですが、眼球の成長が不十分であったり、生まれつき遠視が強すぎる場合はそのまま遠視の症状が残ってしまいます。

遠視は遠くを見ても近くを見ても常に毛様体筋が緊張した状態のため、とても疲れやすい目です。
これが原因で頭痛や吐き気などのひどい眼精疲労になることがあります。

まだ度数が弱い段階の遠視であれば見えなくもないのですが、度数が強くなってくると近くも遠くもぼやけてしまうのでどんどん症状が悪化してしまいます。

対策方法は?

遠視の場合はメガネやコンタクトレンズを着用するのがベストです。

特にまだ小さい子供は遠視になっていると視機能が発達せずにそのままになってしまう可能性があります。
視力はだいたい6歳までに確立されるといわれていますので、遠視と分かった時点でメガネを作って視機能の訓練をする必要があります。


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乱視の可能性

乱視は度数が弱い段階ではまだ見えるのですが、度数が強くなって来てしまうと遠くや近くに関係なく視界がぼやけて見えてしまいます。

対策方法は?

乱視の場合は症状の重さによって対処法が変わってきます。

乱視には大きく分けて2種類あって「正乱視」「不正乱視」というものがあります。
一般的な乱視は正乱視に該当するのですが、これは角膜や水晶体が楕円形に歪んでいるために起こる乱視なのでメガネやコンタクトレンズでの矯正が可能になります。

一方で不正乱視は角膜の表面が凸凹してしまっているために起こるものなので、メガネ等による矯正はできません。
不正乱視は角膜の疾患であることが一つの要因で、白内障や円錐角膜、翼状片、角膜潰瘍、水晶体亜脱臼などの角膜病変や外傷、角膜の移植手術などが原因に挙げられます。

最近多いレーシックなどの屈折矯正手術の後遺症によって起こるケースも増えています。

不正乱視の治療方法は主に手術になります。
角膜輪部減張切開(LRI)といって角膜を切開して深さや長さを変え、歪みをなくして乱視を矯正していきます。


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